2021/08/25
FUJITSU LIFEBOOK WU2/D2 簡単レビューと紹介 最近のノートPCでベストチョイスか コスパよし 性能よし では弱点は?
今回はノートパソコンのレビューを1つしようと思います。
それは、『FUJITSU LIFEBOOK WU2/D2』という、軽量&薄型のノートパソコンです。
まず、このパソコンを買おうと思った理由ですが、私の母親がノートパソコンを買い替えたいと言うことで相談してきました。
大手日本メーカーのノートパソコンは、余分なプリインストールが多く入っているので、普段は購入候補から外している私。
HPや、DELL、マウスコンピューターなど、海外メーカーや、国内のメーカーでも余分なものが入っていない俗にいうBTOノートパソコンを極力選んでいます。
しかし、今回の『FUJITSU LIFEBOOK WU2/D2』はいい意味で色々裏切られた感が強いので、今日はぜひ紹介していこうと思います。
いや〜、日本メーカーもまだまだ侮れないですねー。
今回購入した決め手は下記の3つ
・重量と薄さ
・豊富なインターフェイス
・値段とスペックの兼ね合い
多分ノートパソコンの購入を考える上で上記3点の条件は皆さん考えるところだと思います。
ほんと―に色々とネットを調べて、最終的にたどり着いたのが『FUJITSU LIFEBOOK WU2/D2』
簡単ですが、何がよかったのか紹介していきます。
世界最軽量モデルと軽量モデル
限界まで無駄を削ぎ落とした世界最軽量モデル
私が購入したものとは少し違いますが、同モデルのシリーズ内に、最軽量モデルが存在します。
その重量なんと、698g!!
700gを切っているあたり恐ろしさを感じます。
もう少ししたら、タブレットとあまり変わらなくなってしまいますよ。
ガジェット、特にモバイルするガジェットにおいて、『軽さは正義』と私は信じているので、この重量はかなり購入の決め手となりました。
特に、母親は高齢のため、少しでも軽いほうが取り回しが楽だろうと思っていました。結果的に軽いのにして本当に良かったと思います。母親もその軽さに驚いて、ノートパソコンを持ち歩くときも気軽に持ち運んでいます。
バッテリーはダブル容量がベストチョイスか
本当の本当は最軽量モデルが欲しかったのですが、値段が数万円高くなる事と、バッテリーの持ちが悪い事もあって、購入したのは最軽量モデルでは無くて、軽量モデル!
その軽量モデルにバッテリーをダブルの容量にしたので、私が購入したのは、850gくらいの重量になります。それでも他社のノートパソコンと比べると大分軽いですけどね
この端末、購入時にバッテリーを2倍の容量のバッテリーにするか(バッテリー容量50W 別途費用あり) 通常のバッテリー容量(バッテリー容量 25W)にするのか選択できますが、2倍のバッテリー容量を購入することをお勧めします。
通常の25Wバッテリー容量ですと、11.5時間の駆動可能時間ですが、これはあくまで公称値。 実際は、7時間くらいと思われます。 そこからバッテリーが劣化した時の事を考えると、将来的に、3時間くらいしかもたないんじゃないかという私見ですので、私は長く使う事も考えて 50Wのバッテリーを積みました。
ぶっちゃけていいますと、通常バッテリー容量の端末は持ったことがなくて、最初からダブルバッテリーを搭載した端末しか持たないので、比較対象材料がないから十分軽く感じました。
薄くて軽いけど、耐久性はバッチリ
薄くて軽いパソコンは耐久性が大丈夫なのかと心配になります。
しかし、そこはさすがに大手メーカー、しっかりと加圧試験、落下試験をしていますので、簡単に壊れる事はありません。
他社とは別格の豊富なインターフェイス
ノートパソコンの側面を見ると、この薄さで充実したインターフェイス
これも購入を、決めた理由の1つです!
薄くて軽量なノートパソコンは、薄さと重量を軽くする為に、色々な物を削ぎ落としています。
よくあるのが、電源のプラグを挿すところと、TYPE-Cを挿す箇所があるだけ というモバイルノートパソコンも少なくありません。それに加えて申し訳ない程度にUSB-Aが付いているものが結構多いですね。
しかし、このノートパソコンは、TYPE-C が2つもありますし、TYPE-Aもあり、SDカード、さらには有線LAN、HDMIを挿すところまで揃っています。
この重量で、これだけのインターフェイスを搭載してるのはなかなか無いです。
私個人はレノボのThinkpadの14インチを所有してますが、それは、重量約1.4kg ,自宅使用を考慮してたため、薄さと軽量さはそこまでこだわってなかったのですが、それと同じくらいのインターフェイスをこの軽さ、薄さで搭載してます。
正直驚きました。
インターフェイスが少なすぎると、別にUSBハブとかを持ち歩かなければいけなくなるので、そこをどう捉えるかですよね。
本体に搭載してあれば、別途USBハブを購入する必要もないし、忘れることもないので1番いいですのねよね。
値段とスペックの兼ね合いが最高
上でも書きましたが、最軽量モデルは、軽いけれども値段の差が大きすぎます。
富士通のHPで購入すると、いろいろと仕様がカスタマイズできるのですが、 最初の時点で、すでに6万円くらいの差ができます。
私が母親に購入したのは、
・Intel Core i5-8265U (4コア/8スレッド/1.60~3.90GHz)
・8GB (オンボード8GB) [デュアルチャネル対応]
・約256GB SSD (PCIe)
で、約145000円 でした。
世界最軽量モデルにすると、同構成内容で、約200000円になります。
さすがにこれだけ違うと、世界最軽量モデルではなくても十分に軽い軽量モデルを選択するのがコスパを見るとベストチョイスかと思います。
プチ開封の儀
それでは、写真もあんまり撮っていませんでしたが(笑)、 簡単にプチ開封の儀を
今回は母親が使用するということで、ガーネットレッドを選択
この本体色の選択肢は
・ピクトブラック・アーバンホワイト
・ガーネットレッド
の3色があります。
上の画像からもみてわかるように、ノートパソコン本体と、充電器が同梱されてます。
そうです、唯一惜しいなと思ったのが、充電器のコネクタです。
ここがUSB TYPE-Cだったら文句がありませんでした
インターフェイスを見ると、TYPE-Cの部分に充電マークがついているので、別途TYPE-Cの充電器を購入すれば使用できると思いますが、
できれば最初から付属しておいてくれたら最高だったなーと思います。
本体とキーボード面のスペック
FUJITSUのガーネットレッドの色は、安っぽくなく、派手すぎず、子供っぽくなく、絶妙な色合いでした。
個人的に好きな赤色ですし、万人受けする色だと思います。
では、キーボード部分をみていきましょ~
キーボード右上に電源ボタンがついているレイアウトです。
この機種は指紋認証がついておりませんが、Windows Helio対応ですので、インサイドカメラを使用して、顔認証でWindowsにサインインできます。
何気に便利というか、イイナと思ったのは、十字キーといいますか、 上下左右のキーが、少し独立して離れて配置されているところ
無意識にやってるので、普段はあまり感じませんが、キーが段差があって離れていることで、特に見なくても、感覚で方向キーを指で判別できます
他の端末は結構上下左右キーが同じ段に存在するので、なんだかんだ一度上下左右キーの位置を目視するんですよね
これ、普段は使用しててあまり気づきませんが、結構ストレス軽減されます。
このノートパソコン触ってから、自分のLenovoのノートパソコン触って気づきました
キーボード上はそれ以外に特にこれといった特徴はありません。
キーピッチも、広く、タイピングしやすいキーボードだと思います。
予期せぬ問題が発生! これって欠陥?
ほぼほぼこの端末に満足して触っていると、思いもよらない問題が発生!。
これ実は結構盲点だったし、誰かネット上で情報をあげているのかと思って、どのサイトを見ても、どこにも情報が載っていませんでしたので、書いておきます。
それは、本体が少し歪んでいる可能性があるということ
この軽量さを実現するのに、かなり薄く作っています。その代償なのか、本体が歪みやすくなっているのはわかりますが、私はたぶんちょっと歪んでいる本体を引いてしまいました。
実際、今回購入して手元にきたノートパソコン、本体の右下を押すと、カタカタするんですよね。
上の画像で見ると、黄色で〇を書いてある部分のどっちかを押すと、もう片方が少し浮きます。
つまり、右下か、左上か地面に接地してないイコール歪んでいるという事ですよね。
同じ場所でLenovoのノートパソコン使いましたが、特にカタカタする事はありませんでした。
幸い、そんなに気になる程度ではなく、右下の部分を、人差し指でピンポイントで押さないと分からないくらいなので、そのまま使用しています。
タイピングをするくらいではあまり気づかない、でも片手を端っこのほうに置くと浮き上がる感覚がある感じです。
もう少しひどかったら、不良交換してもらいたいレベルです。
今回も正直カスタマーサービスに電話しようか迷いましたが、タイピングするときはそんなに気づかない程度だったので、そのままにしました。
このパソコンを購入される方いたら、ここは1番最初に見たほうがよいです。 気になるようでしたら、不良交換を希望したほうがいいかも。 店頭で買われる人は、水平なテーブルに置いて試してみてください。
※その後、引き続きネットで情報を探していたところ、同社の他のパソコンでは、本体の歪みでカタカタするという人はいましたので、やはり当たりはずれがあるのかなと思います。
『FUJITSU LIFEBOOK WU2/D2』公式仕様書
型名 | FMVUXD2B | FMVWD2U28FMVWD2U27 | |
---|---|---|---|
本体カラー | ピクトブラック | 【以下より1つを選択可能】 ピクトブラック ガーネットレッド アーバンホワイト |
|
基本OS(注1) | Windows 10 Pro 64ビット版 | 【以下より1つを選択可能】 Windows 10 Pro 64ビット版 / Windows 10 Home 64ビット版 |
|
CPU | CPU | インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー (HTテクノロジー対応) |
【以下より1つを選択可能】 インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー (HTテクノロジー対応) インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー (HTテクノロジー対応) インテル® Core™ i3-8145U プロセッサー (HTテクノロジー対応) |
動作周波数 | 1.80GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0 対応:最大4.60GHz) |
1.80GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0 対応:最大4.60GHz)1.60GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.90GHz)
2.10GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大3.90GHz) |
|
コア / スレッド数 | 4コア / 8スレッド | 4コア / 8スレッド2コア / 4スレッド | |
2次キャッシュメモリ | 256KB×4 | 256KB×4256KB×2 | |
3次キャッシュメモリ | 8MB | 8MB6MB
4MB |
|
グラフィックス・アクセラレーター | Intel® UHD Graphics 620(CPUに内蔵) | ||
ビデオメモリ | メインメモリと共用 | ||
チップセット | CPUと一体 | ||
メインメモリ(標準 / 最大) | 8GB[オンボード/交換不可] (デュアルチャネル対応LPDDR3 2133MHz) |
【以下より1つを選択可能】 16GB [オンボード/交換不可](デュアルチャネル対応)(注24) 8GB [オンボード/交換不可](デュアルチャネル対応) 4GB [オンボード/交換不可](注25) (LPDDR3 2133MHz) |
|
メモリスロット数(空き) | - | ||
表示機能 | 液晶ディスプレイ(注2) | LEDバックライト付高輝度・高色純度・広視野角TFTカラーLCD(ノングレア液晶) | |
パネルサイズ | 13.3型ワイド | ||
解像度/表示色(注3) | 1920×1080ドット 1677万色 | ||
外部ディスプレイ表示 (アナログRGB出力のみ) |
- | ||
外部ディスプレイ表示 (HDMI出力のみ) |
最大4096×2160ドット 1677万色 | ||
ストレージ | 約512GB SSD(PCIe) | 【以下より1つを選択可能】 約1TB SSD (PCIe) 約512GB SSD(PCIe) 約256GB SSD(PCIe) 約128GB SSD(PCIe) |
|
空き容量 (注4) |
ドライブ割り当て容量 | 約508GB | ご選択される構成により、割り当て容量・空き容量が異なります。詳細は「ストレージ仕様一覧」をご覧ください。 |
ドライブ空き容量 | 約449GB | ||
Blu-ray Disc / DVD / CDドライブ | - | ||
モバイル・マルチベイ | - | ||
オーディオ機能 | チップセット内蔵+High Definition Audio コーデック (最大192kHz/24ビット(注13)、ステレオPCM同時録音再生機能、MIDI再生機能[OS標準]) |
||
スピーカー/マイク | ステレオスピーカー内蔵、デジタル(ステレオ)マイク内蔵(注14) | ||
Webカメラ | フルHD Webカメラ内蔵(有効画素数約207万画素) Windows Hello対応 |
||
入力装置 | キーボード | 日本語キーボード(キーピッチ約19mm/キーストローク約1.5mm/86キー、JIS配列準拠) | 日本語キーボード(かな表記あり)(キーピッチ約19mm/キーストローク約1.5mm/86キー、JIS配列準拠) 【ピクトブラック選択時は以下の選択が可能】 ・日本語キーボード(かな表記なし)(キーピッチ約19mm/キーストローク約1.5mm/86キー、JIS配列準拠) |
ワンタッチボタン | - | ||
ポインティングデバイス | 標準内蔵(フラットポイント(高精度タッチパッドジェスチャー機能対応)) | 【標準内蔵】 フラットポイント(高精度タッチパッドジェスチャー機能対応) 【以下を選択可能】 ・Bluetooth多機能BlueLEDワイヤレス・マウス(1200CPI、無線方式)(注26) ・なし |
|
指紋センサー | - | ||
通信機能 | LAN | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T準拠、Wakeup on LAN機能対応 | |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠、MU-MIMO対応(注15) | ||
Bluetooth®(注5) | Bluetooth v5.0準拠 | ||
インター フェース |
ダイレクト・メモリー スロット |
SDメモリーカード対応(注16) | |
USB(注6) | USB3.1(Gen2)Type-C×1(左側面奥(USB Power Delivery対応(注17)、DisplayPort Alt Mode対応)) USB3.1(Gen1)Type-C×1(左側面手前(USB Power Delivery対応)(注18))、 USB3.1(Gen1)Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1) |
||
映像出力 | HDMI出力端子(注19)(注20) | ||
LAN | RJ-45×1 | ||
オーディオ | マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(φ3.5mmステレオ・ミニジャック)(注21) | ||
電源供給方式 | ACアダプタまたは、リチウムイオンバッテリ(注22) | ||
バッテリパック | リチウムイオン25Wh | 【以下より1つを選択可能】 ・リチウムイオン 25Wh ・リチウムイオン 50Wh |
|
バッテリ駆動時間 | 内蔵バッテリパック (標準添付)JEITA 2.0 (注7) |
約11.5時間 | <25Whバッテリ搭載時> 約11.5時間 <50Whバッテリ搭載時> 約24時間 |
バッテリ充電時間(注8) | 約2.2時間 | <25Whバッテリ搭載時> 約2.2時間 <50Whバッテリ搭載時> 約2.6時間 |
|
消費電力 (標準時(注9)/最大時/スリープ時) |
約6.4W / 約45W / 約0.3W | 約6.4W / 約45W / 約0.3W | |
省エネ法に基づくエネルギー消費効率 (2011年度基準)(注10) |
N区分 0.0091(AAA) | M区分:0.0092(AAA)M区分:0.011(AAA)
N区分:0.015(AAA) |
|
外形寸法(幅×奥行×高さ) (突起部含まず) |
309×212×15.5mm | 309×212×15.5mm | |
本体質量(バッテリパック含む)(注11) | 約698g | <25Whバッテリ搭載時> 約747g~(注28) <50Whバッテリ搭載時> 約855g~(注28) |
|
状態表示 | LED | ||
盗難防止用ロック取り付け穴 | あり | ||
温湿度条件 | 温度5~35℃ / 湿度20~80%RH(動作時)、温度-10~60℃ / 湿度20~80%RH(非動作時) (ただし、動作時、非動作時ともに結露しないこと) |
||
サポートOS(注1)(注12) | Windows 10 Home 64ビット版、Windows 10 Pro 64ビット版 | ||
主な添付品 | マニュアル類、ACアダプタ(注23)、保証書 |
※こちらの仕様リストは富士通HPから引用させていただいています。元サイトはこちら→ 富士通 13.3型ワイド ノートパソコン LIFEBOOK UHシリーズ:仕様
総評 まとめ
結論からいうと、このパソコンは”買い”だと思います。
私自身、Lenovoのノーパソを持ってなかったら、これが欲しいなと思いました。
プリインストールが多いですが、そこは消去して対応するしかないですよね。
これ一台あれば、モニターをつなげてデスクトップの様にも使用できますし、外へ持ち運ぶこともできます。
最近のノートパソコンの中ではかなりGOODな感じですので、ノーパソの購入を考えてる方の一考になれば幸いです〜。
※下で紹介しているものは、2021年最新モデルになります
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