Sony Xperia Pro-I カメラのレベルを数段UPも価格はチョイ高め。
ソニーは2021年10月26日、1.0型のイメージセンサーを搭載した新しいスマホ「Xpeira PRO-I」を発表しました。2020年に発売された「Xperia PRO」に続く、プロやセミプロを対象としたカメラレンズを搭載したスマートフォンとなっています。
「Xpeira PRO-I」はソニー社のフラッグシップモデル「Xperia 1 III」をベースとし、カメラ機能をかなり強化したもてるとなっています。
メインカメラに、「RX100VII」に搭載されているものをベースとした 1.0型のイメージセンサーを搭載しており、また、カール・ツァイス(ドイツ)のTレンズを採用しています。
カメラの特徴として
- イメージセンサーに像面位相差AFを搭載。
- 瞳AFやAF/AE追従の20コマ/秒高速連写に対応 (動いてる被写体も綺麗に撮影できる)
- F値を2.0と4.0に変更可能
- 1.0インチセンサー搭載の焦点距離24mmのカメラと、16mmと50mmのカメラを搭載
- 4Kでの120fpsでの動画撮影にも対応。 スローモーション撮影もOK
等があり、幅広い撮影シーンに対応が可能となっています。
Sony Xperia Pro-I の主な特徴
主な特徴は下記のとおり
- 6.5インチの有機ELディスプレイで、指紋認証は側面タイプ
- リフレッシュレート 120Hzで、ゲームや操作が快適
- Qualcomm SM8350 Snapdragon 888 5Gを搭載し、5Gに対応
- 急速充電対応の大容量バッテリー
- 512GBの大容量ストレージと、12GBのメモリ搭載
- 一番の売りはカメラ。 高級カメラにスマホが付いた感じ
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スペック
発売時期 |
|
端末サイズ |
約72mm×約166mm×約8.9mm |
重量 |
211g |
SIM |
デュアルSIM (ナノSIM, デュアルスタンバイ) |
ディスプレイタイプ |
有機ELディスプレイ 4K /HDR対応/120Hz駆動 Corning Gorilla Glass Victus |
ディスプレイサイズ |
6.5インチ |
解像度 |
1644×3840 ピクセル,アスペクト比 21:9
~643ppi |
OS |
Android 11 |
チップセット |
Qualcomm SM8350 Snapdragon 888 5G (5 nm) |
MicroSD |
対応 |
ストレージ・メモリ |
512GB 12GB RAM |
メインカメラ |
16mm(超広角):有効画素数約1220万画素/F値2.2
24mm(広角):有効画素数約1220万画素/F値2.0・4.0/1.0型 Exmor RS CMOSセンサー
50mm(標準):有効画素数約1220万画素/F値2.4
3D iToFセンサー |
インカメラ |
有効画素数約800万画素/F値2.0 |
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/6, dual-band, hotspot |
Bluetooth |
5.2, A2DP, LE |
認証 |
指紋認証(側面) |
バッテリー |
4500mAh |
急速充電 |
対応:30W 30分で50% |
3.5mmジャック |
非対応 |
価格 |
(約198000円) |
4Gバンド |
1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 19, 20, 25, 26, 28, 29, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 46, 48, 66, 71 |
5Gバンド |
1, 2, 3, 5, 7, 8, 20, 28, 38, 40, 41, 66, 71, 77, 78 SA/NSA/Sub6 |
その他 |
IP65/IP68 防水・防塵対応 |
※注意していますが、100%情報が正しいという保証はできません。
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※SoCの説明は【スマホの知識】スマホのCPUとは!? で説明しています。
※防水・防塵については【スマホの知識】スマホの 防水・防塵性能 で説明しています。
※カメラ性能については【スマホの知識】スマホのカメラ性能についてで説明しています。
※ディスプレイについては【スマホの知識】ディスプレイの種類や性質 で簡単に説明しています。
※スマホの熱対策は【スマホの知識】 スマホ (iPhone Android) が触ると熱い!! 原因と誰でもできる対処法
総評(管理人の個人的見解)
スマホ使いの側面から見ると、率直な感想としては、正直中途半端だなーという意見になります。
んー 多分このスマホを持っていれば高級コンデジを持ち歩かなくても、それに負けない写真が撮れますよー とか、
これがあればカメラ買わなくてもいいよ~ とか、 よくある、2in1 にしたかったのかもしれませんね。
プロやセミプロを対象としていると思いますが、そのプロやセミプロこそ、機材にこだわってかちゃんとしたカメラを準備すると思うのですが。。。
どちらかというターゲット層的には、普通のカメラより綺麗な画像を撮影したいけど、本格的カメラはいらない とか そういう人たち向けだと思っていますが、それにしては価格が高すぎるかなと。
最近他社のスマートフォンカメラも、年々レベルが上がっており、今は価格の安いミドルスペックのスマホでもそれなりのレンズを搭載していることが多いです。
私自身はカメラに対しては普通の人くらいの興味しかなく、超ハイスペックレンズを求めているわけではありませんので、ここまでハイスペックじゃなくても十分満足しています。
もしかしたらカメラに対して興味が強い人には 待ってました! という印象になるかもしれません。
正直なところ、カメラに力を入れるのは少しブレーキをかけて、何か新しい独自の機能や外観を取り入れるなどして挑戦してほしいなと 個人的には思います。
ベースとなった「Xperia 1 III」は現在Amazonでも、10万ちょっとで販売しています。
スマホ端末のスペック自体はかなりハイスペックな端末となっていますので、カメラにそこまで興味がない人はこちらの端末のほうが合っていると思います。
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