「HTC U12+」が遂に発表! 最新スペックへ順調に進化か 値段は少しアップか!?
台湾のスマホメーカー【HTC社】から同社フラッグシップモデルの最新モデルにあたる 『HTC U12+』が発表されました。
前モデルにあたる 「HTC U11+」が2017年11月に発表されていますので、約半年くらいの間隔で新製品を発表したことになります。
前モデルの「HTC U11+」と比較すると、デュアルカメラを搭載する等の変化はありますが、大幅なメジャーアップグレードは無い印象です。
しかし、スペック的には申し分ない出来上がりになっていますので、オススメのスマホ端末の1つには変わりありません。
サイズ 外観
前面・背面共にデュアルカメラを搭載しています。
指紋認証は背面に搭載していますので、前面に物理ボタンは存在しません。
音量ボタン等のサイドボタンは全て向かって右側に集結されています。今回から物理ボタンではなく、圧力感知式のボタンが採用されています。
通常のボタンのように本体内部に押し込まれるのではなく、圧力を受けるとバイブレーションによって感覚フィードバックが発生するタイプのボタンです。
これは使用してみないとどうか分かりませんが、評価分かれそうですね。
スペック
本体情報
4Gバンド |
LTE 1,2,3,4,5,7,8,12,13,17,20,28,32,38,39,40,41,66 |
発表・発売予定 |
2018年 5月 23日発表 6月発売予定 |
サイズ |
156.6 x 73.9 x 8.7 mm |
重量 |
188 g |
SIM |
ハイブリッドデュアルSIM (Nano SIM/ Micro-SIM, デュアルスタンバイ) |
OS |
Android 8.0 (Oreo) |
メモリ |
64/128 GB, 6 GB RAM |
CPU |
Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 |
GPU |
Adreno 630 |
MicroSD対応 |
有 MAX 400GB Simトレイ2 使用 |
前モデルの【HTC U11+】と比較すると、同じディスプレイサイズを搭載していますが、端末サイズは一回り小さくなっています。
その代わり、厚みは少し増されていますが、重量は変わっていません。
CPUは最新のスナップドラゴン845を搭載。 メモリは6GBという大容量です。
MicroSDに引き続き対応しているのは嬉しいポイントです。また、最大対応容量も400GBに増えています。
ディスプレイ
タイプ |
IPS液晶 スーパーLCD6 タッチスクリーン |
サイズ ・解像度 |
6インチ 1440 x 2880 ピクセル, アスペクト比18:9 (~537 ppi) |
保護 |
コーニング ゴリラガラス5 |
防水・防塵 |
IP68 |
ディスプレイには、IPS液晶を採用しています。
ディスプレイサイズは6インチで、画素密度数は、537ppi とかなりの高画質です。
防水防塵規格は、IP68に対応。 防水・防塵共に最高レベルですので、日々の使用にあまり気を使わなくもよさそうです。
カメラ
メインカメラ |
デュアルカメラ: 12 MP (f/1.8, 1.4µm) + 16 MP (f/2.6, 1.0µm), 顔認識 レーザーオートフォーカス, OIS, gyro-EIS, 光学2倍ズーム デュアルLED |
インカメラ |
デュアルカメラ: 8 MP (f/2.0, 1.12µm), 1080p, HDR, パノラマ |
ビデオ |
2160p@60fps, 1080p@30/60/240fps, HDR, |
メインカメラ・インカメラ 共にデュアルカメラを搭載しています。
メインカメラは片側が望遠カメラとなっていて、撮影シーンに応じて光学2倍と、デジタル10倍のズーム撮影に切り替え、被写体に寄った撮影が簡単にできるようになっています。
カメラ写真評価機関である「DxOMark」では103点という高いスコアを得ています。これはモバイル部門の中では2番目に良い評価です。
1位はトリプルカメラ搭載のHUAWEI P20 Proですので、デュアルカメラでは実質No.1のカメラ品質という事になりますよね。
特にオートフォーカスとフラッシュで高い評価を受けています。
通信 その他
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac デュアルバンド対応 Wi-Fiダイレクト |
Bluetooth |
5.0, A2DP, LE |
USBタイプ |
3.1, Type-C 1.0 |
3.5mmジャック |
無 |
センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー コンパス |
認証機能 |
指紋認証(背面) 顔認証 |
その他 |
NFC 急速充電対応 50% 35分 (Quick Charge 3.0) |
バッテリー |
Li-Po 3500mAh |
端末カラー |
トランスルーセントブルー セラミックブラック フレームレッド |
価格 |
799ドル~ 約 88000円~ |
※ 注意していますが、上記情報は100%正確とは限りません。ご了承ください。
認証方法や、認証の便利さはどうか
生体認証は、指紋認証と顔認証の2つが採用されています。
指紋認証は背面に搭載されていますので、多少の使いづらさがあるかもしれませんが、顔認証があるのでそこまで不便には感じないかもしれません。
端末のカラーバリエーション
トランスルーセントブルー セラミックブラック フレームレッドの3色になります。
トランスルーセントブルーは、スケルトン仕様になっといて、中が少し透けて見えるようです。
ちなみに、このトランスルーセントブルーだけ、7月の発売になるようです。
端末対応バンド
LTE / 3G
・docomo B1 B19 B21 B28 B42
・au B1 B11 B18 B26 B28 B42
・softbank B1 B2 B8 B28 B42
※2018年現在の周波数対応バンドになります。 色が付いてるのは、端末対応バンドです。
日本国内では auとソフトバンクが発売する予定でいるようです。
総評
前モデルの「HTC U11+」もそうでしたが、総じてまとまりのいい端末に仕上がっていると思います。
価格については多少の値上がりはしていますが、許容範囲のレベルではないでしょうか?
最近のスマートフォンは最新スペックを搭載すると10万円以上する端末が多い中、「HTC U12+」は普通くらいの価格帯ですので、ここは嬉しいポイントです。
とは言え、これはすごい!! という様な最新機能が搭載されている訳でもないし、どこかマイナーアップグレードしただけの様な印象も受けます。
最新機能が欲しい! とか思っちゃう人は、次の新製品を待った方がいいと思います。
端末だけを見ると相当良い端末に仕上がっているので、最新機能よりは、高性能でまとまりがあるスマホが欲しい方は購入を考えてもよいと思います。
2018年6月12日 中国で正式発売 日本国内は6月下旬に発表か!?
6月12日午前10時、 中国国内で正式に発売開始されました。
価格は6GB+128GBの構成で 5888元 (約10万円) 中国の大手通販サイト「京東」ではすでに14000台の予約が入っているそうです。
また、HTC日本が公式サイトにて国内で6月27日に同機種を発表すると告知しました。
同日に発売されるのかどうかはまだ未定ですが、どちらにせよ日本国内で展開されるのは間違いないと思います。
⇩⇩⇩こちらは開封の様子です
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