HUAWEI P20 を発表 ノッチデザインにライカレンズ採用。
HUAWEI社は2018年3月27日、 かねてより噂があった、 『P20』と『P20 pro』を発表致しました。
前モデルが、HUAWEI P10 という商品名だったので、今モデルは順当のナンバリングで P11 だと思われていましたが、P20 というナンバーで発表されました。
HUAWEI社は日本でも端末をたくさん販売していますので、日本国内での知名度は高いと思いますが、簡単に紹介致します。
HUAWEI社は中国の大手スマホメーカーであり、現在は中国国内のスマホシェア1位に輝いています。 世界的に見ると、世界スマホシェアは3位になっていますが、一時Appleを抜いて2位になったこともある、大手スマホメーカーです。 HUAWEI社のスマホは大きく分けて Pシリーズ Mateシリーズ Honorシリーズ Novaシリーズ とあり、全シリーズを通してみると新しい端末をコンスタントに販売しています。 同社は自社開発も積極的に行っており、現在使用しているCPU(kirinシリーズ)はハイエンドモデル等の同社スマホに搭載されています。 販売されるスマートフォンは基本的に安くて性能が良く、俗にいうコスパが高い製品を販売しています。
では、『P20』の紹介をいたします。
サイズ 外観
身近な物と比較すると
高さは1000円札と同じくらいの高さです。
かなり縦長の形状ですので、持ちやすそうな印象を受けます。
ノッチデザインですが、iPhone X より ノッチの幅が小さくなっています。
端末内での設定でノッチデザインのON⇔OFFと切り替えができるようです。
指紋認証センサーは前面にきており、センサー自体が他社と比べても少し細目の仕上がりになっています。
スペック
本体情報
4Gバンド |
LTE |
発表・発売予定 |
2018年 3月 27日発表 3月28日予約開始 (中国) |
サイズ |
149.1 x 70.8 x 7.7 mm |
重量 |
165 g |
SIM |
ハイブリッドデュアルSIM (Nano SIM/ Micro-SIM, デュアルスタンバイ) |
OS |
Android 8.1 (Oreo) |
メモリ |
128 GB, 4 GB RAM |
CPU |
Hisilicon Kirin 970 |
GPU |
Mali-G72 MP12 |
MicroSD対応 |
無 |
CPUは同社CPUで最新の「Kirin970」を搭載しています。AIに特化したNPUを搭載していますので、AIの処理が高速におこなえるようです。
ストレージは128GB、メモリは4GBです。
残念ながら、MiroSDには非対応になっていますので、写真や動画をたくさん撮影する人には拡張ストレージがないので、厳しいかもしれません。
ディスプレイ
タイプ |
IPSタッチスクリーン液晶 |
サイズ ・解像度 |
5.8インチ 1080 x 2244 ピクセル, アスペクト比18.7:9 (~428 ppi) |
保護 |
|
防水・防塵 |
|
防水・防塵には非対応です。
液晶は、有機ELディスプレイかと思いましたが、IPS液晶を採用していました。
カメラ
メインカメラ |
デュアル12 MP (f/1.8, 1.55 µm,) + 20 MP (f/1.6), ライカレンズ 光学2倍ズーム |
インカメラ |
24 MP, autofocus, f/2.0, 1080p |
ビデオ |
2160p@30fps, 1080p, 720p@960fps |
カメラレンズについて
ライカと共同で開発した同社のウリにしている ライカレンズ を搭載しています。
正直、搭載しているレンズの画素数がかなり高い印象です。 また、メインのデュアルカメラはF値も両レンズ共に2.0を切っています。
ピクセルサイズは 1.55 µmですので、暗所での撮影も綺麗に撮影できるようでs。
通信 その他
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac デュアルバンド対応 Wi-Fiダイレクト |
Bluetooth |
4.2, A2DP, LE |
USBタイプ |
2.0 Type-C 1.0 |
3.5mmジャック |
無 |
センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー コンパス 気圧計 |
認証機能 |
指紋認証 (前面)顔認証 |
その他 |
急速充電対応 |
バッテリー |
Li-Po 3400mAh |
端末カラー |
Graphite Black Midnight Blue Pink Gold Twilight |
価格 |
680ユーロ 約90000円 |
※ 注意していますが、上記情報は100%正確とは限りません。ご了承ください。
イヤホンジャックが無くなっています。 付属でType-Cからイヤホンジャックへの変換コードが同梱されています。
カラーバリエーションは上の4色、 Graphite Black Midnight Blue Pink Gold Twilight です また後日シャンパンゴールドの追加があるようです。
指紋認証は前面に搭載しており、また顔認証にも対応していますので、ロック時の煩わしさは無いと思います。
バッテリー容量は3400mAhと十分なバッテリーを搭載しています。 また、AI機能のおかげか、省電力化にも成功しているようですので、バッテリー持ちはいいようです。
総評
正直なところを言うと、可もなく不可もなく という感じです。
カメラ性能は性能的にも申し分ないんですが、悪くいうと少し中途半端なイメージです。
一緒に発表された、『P20 pro』のインパクトの方が強すぎて、一緒に発表されたこちらの端末の影が結構薄い印象があり、
ある意味で『P20』はかわいそうな端末かなと思います。(笑)
単体で発表されれば、ここまで影が薄くなかったのでは!?と個人的には思います。
性能と価格のバランスを考えると、少し値段が高い印象を受けるんじゃないでしょうか。
最近のスマホは値上げしている兆候が見られますが、HUAWEI社の端末もジリジリと値上げしている印象は多少なりとも受けます。
CPUを自社開発してるなら、もう少し値段下げれるんじゃ!?と個人的には思うんですけどね。
次回は『P20 pro』を紹介いたします。
⇩⇩⇩にハンズオン動画を貼っておきます。
⇩⇩⇩ 中国語になってしまいますが、HUAWEI社のP20のウェブサイトです。
[blogcard url=”http://consumer.huawei.com/cn/phones/p20/”]
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