OPPO FIND X が発表6月19日に発表! 全画面ディスプレイ スペックも最先端な1台
6月19日 以前から噂があったOPPO社の『OPPO FIND X』 が遂に発表されました。
OPPO社というと、先日日本へ参入を発表して、国内での知名度も結構アップしているんじゃないでしょうか。
OPPO社は中国のメーカーですので、必然的にアジア市場を見据えた製品をだしてきますが、今回は北米投入モデルとなっています。
現在のトレンドとしてノッチデザインのディスプレイを多くのメーカーで採用していますが、『OPPO FIND X』 はフロントカメラをオートスライド式にすることでカメラ使用時のみレンズがでてくる方式になっています。
先日発売された「VIVO NEX S」はカメラレンズだけが飛び出す仕様ですが、この『OPPO FIND X』 は画面上部全体がスライドされる様になっています。
サイズ 外観
一番の特徴は、フロントカメラがスライド式の為に普通の状態では見えず、全画面ディスプレイになっています。
指紋認証が搭載されていないので、背面には指紋認証物理センサーがありません。その分デザインはスッキリしたデザインになっています。
スペック
本体情報
4Gバンド |
LTE |
発表・発売予定 |
2018年 6月 19日発表 |
サイズ |
156.7 x 74.2 x 9.6 mm |
重量 |
186 g |
SIM |
デュアルSIM (Nano SIM/ Micro-SIM, デュアルスタンバイ) |
OS |
Android 8.1 (Oreo) |
メモリ |
256 GB, 8 GB RAM |
CPU |
Qualcomm SDM845 Snapdragon 845 |
GPU |
Adreno 630 |
MicroSD対応 |
有 MAX 400GB |
性能は最新性能でまとまっています。
CPUは スナップドラゴン845を搭載しており、メモリは大容量8GB。 ストレージは256GBと選択肢は1つしかありませんが、容量的には問題ないレベルです。
CPU・メモリ・ストレージどれも現在の最高クラスを詰め込んできています。
そしてMicroSDに対応しているのも地味に好評価できるポイントです。
ディスプレイ
タイプ |
AMOLED 有機ELディスプレイ液晶 |
サイズ ・解像度 |
6.42インチ 1080 x 2340 ピクセル, アスペクト比19.5:9 (~401 ppi ) 画面占有率 92.25% |
保護 |
コーニング ゴリラガラス 5 |
防水・防塵 |
|
ディスプレイは有機ELディスプレイを搭載しており、全画面ディスプレイというように画面占有率は約92%という驚異の数字です。
カメラ
メインカメラ |
デュアルカメラ 16 MP (f/2.0, ) + 20 MP (f/2.0),顔認識、オートフォーカス、デュアルLED |
インカメラ |
25 MP (f/2.0) |
ビデオ |
2160p@30fps |
一番の特徴はこのオートスライドででてくる前面カメラです。
前面カメラには2,500万画素のレンズに加え3D顔認証システムが搭載されています。
背面にはメインカメラの1,600万画素と2,000万画素のデュアルカメラ仕様になっています。
カメラアプリを閉じると、約0.5秒の速さで露出したレンズが格納されるようです。
通信 その他
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac デュアルバンド対応 Wi-Fiダイレクト |
Bluetooth |
5.0, A2DP, LE |
USBタイプ |
2.0 Type-C 1.0 |
3.5mmジャック |
無 |
センサー |
加速度センサー ジャイロセンサー 近接センサー コンパス |
認証機能 |
FACE ID |
その他 |
NFC 急速充電対応 VOOC Flash Charge 5V/4A |
バッテリー |
Li-Po 3730mAh |
端末カラー |
Bordeaux Red, Glacier Blue |
価格 |
1000ユーロ 約 127000円 |
※ 注意していますが、上記情報は100%正確とは限りません。ご了承ください。
端末対応バンド
LTE / 3G
・docomo B1 B19 B21 B28 B42
・au B1 B11 B18 B26 B28 B42
・softbank B1 B2 B8 B28 B42
※2018年現在の周波数対応バンドになります。 色が付いてるのは、端末対応バンドです。
最近のOPPO社の端末は日本国内のバンドに対応しています・・が地方にいくと電波が少し悪いかもしれません。
総評
面白い端末ではありますが、結論からいうと実用的ではない印象が強いです。
その理由として、生体認証機能で指紋認証を省いてしまった事に原因があるかと。
パスコードの入力でもちろんロック解除はできますが、わざわざパスコードを入力する手間を省いた指紋認証はユーザーにとってかなりのメリットがあります。 非常に楽なんです。
もちろん顔認証は指紋を物理センサーの上にわざわざ持っていかなくても、カメラを覗けばロック解除してくれるのでさらに便利なんですが、顔認証一択になると、 指紋認証+顔認証の端末よりは不便さを感じるはずです。
加えてカメラは外側に常設してあるのではなく、オートスライド式で毎回レンズを出さなければいけないので、レンズを見るまでにワンクッションおかなければいけません。
1日の中で数回くらいなら大した問題にはなりませんが、毎日となるとちょっと面倒というか、ロック解除までが少し遅いと感じるんじゃないでしょうか?
スマホの1日のロック解除回数は平均で約30回ですから結構な回数ですよね。
さらにもう一つ、意外にコストが高いなと思ってしまいました。 まぁこのスペックですから、これくらいの値段が本来なら妥当なんですが、OPPO社はどちらかというと性能と価格を見たときに、いつもコストパフォーマンスが高い製品をだしていましたからね・・・
この値段であれば、SAMSUNGとかAPPLEを買ったほうがいいかなーーーっと思っちゃう値段設定かなと。
全画面ディスプレイとスライド式カメラで面白い端末ではありますが、個人的には実用性を重視しちゃうので1日レンタルして使ったら十分という印象です。
逆にデザイン重視の方でしたら、かなりスッキリしてるデザインなので印象いいんじゃないでしょうか?
日本国内への発売はまだ未定ですが、でてくれると選択肢が広がって嬉しいですよね。
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